2008年8月28

28回日本医学会総会・学術委員会

    委員長 桐野 高明 殿

 

                     第27回日本医学会総会出展「戦争と医学」展実行委員会 残務委員会

                               委員長 西山 勝夫

 

28回医学会総会の企画およびご面談の要請

 

貴職のご活躍に敬意を表します。

 私たちは、2007年4月に大阪で行われた第27回日本医学会総会に際し、かつての「15年戦争」と日本の医学界の関わりなどを検証するパネルを展示し、アメリカ、中国からシンポジストを招き、「戦争と医学」の国際シンポジウムを取り組みました。 

 私たちは先の医学会総会が、「15年戦争」終結後60年の節目ともいえる時期に開催されることから、戦前・戦後の日本医学界の歩み、特に「戦争」との関連での歩みを振り返るよい機会と考え、私たちの企画を医学会総会の公式プログラムの中に組み込んでいただけるよう、第27回日本医学会総会の岸本忠三会頭及び武田 裕企画展示委員会委員長等に要請を行いました。

 しかしながら、医学会総会としての公式な企画には至らず、関連業者の展示スペースの間に僅かな小間を購入して、作成した120枚余のパネルを大型モニターで表示するに止まりました。

 それでも反響は大きく、独自に並行して開催した国際シンポジウムとあわせて各種メディアにも紹介され、一定の成果を収めることができました。そして私たちはこのほど、作成したパネルと国際シンポジウムの内容を、医学・医療関係者をはじめ多くの人々に知っていただき、また活用していただくことを展望して、パネル冊子(日、英、中、ハングル語版の4種)およびブックレットとして出版致しました。

 また、第27回医学会総会終了後の記者会見の場で、高久史麿日本医学会会長は、会場での記者の質問に答えて、日本の医学界の戦争荷担の問題に関しては、次回(第28回医学会総会)への宿題だと応じておられます。

 

 さて、次回第28回の日本医学会総会は3年後の2011年に東京で開催されますが、私たちは、今度こそ「15年戦争」と日本の医学・医療のかかわりの検証を、日本医学会総会として公式の企画に設けていただくことを改めて要請いたします。

 そして私たちは、去る6月に第28回日本医学会総会の矢崎義雄会頭へ文書をお送りし、面談を要請いたしました。その後、医学会総会の山崎 力幹事長から私たちに連絡があり、先ず820日に永井良三準備委員長および山崎幹事長と面談させていただき、本件に関して要請いたしました。その中で、永井準備委員長から、「(医学会総会での)企画は学術委員会がプランニングして、日本医学会の幹事会で最終的に決められる」との説明をいただきました。

つきましては、第28回医学会総会・学術委員会の桐野高明委員長に、あらためてご面談させていただき、私たちの趣旨をお聞きくださるよう改めてご要請申し上げます。

 

 なお、私たちの要請の内容に関しましては、別添の矢崎義雄会頭宛ての「要請書」をご参照下さるようお願いいたします。また、ご面談いただける場合、当方と先生との日程調整などを、第28回日本医学会総会の事務局と当方の事務局(下記参照)とで行わせていただきたく存じます。

 

 

     27回日本医学会総会出展「戦争と医学」展実行委員会・残務委員会 

 

委員長   西山勝夫  (滋賀医科大学名誉教授)

     副委員長  池田信明  (大阪民主医療機関連合会会長)

          高本英司  (大阪府保険医協会理事長)

           山口研一郎 (現代医療を考える会代表)

     事務局長  武田勝文  (大阪府保険医協会副理事長)

実行委員  井上賢二  (大阪府保険医協会副理事長)

           垣田さち子 (保団連近畿ブロック、保団連理事)

           刈田啓史郎 (東北大学元教授、15年戦医研幹事長)

           小山高澄  (大阪府保険医協会前理事)

           末永恵子  (福島県立医科大学講師)

           土屋貴志  (大阪市立大学准教授)

           長瀬文雄  (全日本民主医療機関連合会事務局長)

           浜野研三  (関西学院大学教授)

           平井正也  (大阪府保険医協会名誉理事長)

           村岡 潔  (仏教大学教授)

           室井 正  (全国保険医団体連合会事務局参事)

           山上紘志  (大阪府歯科保険医協会副理事長、保団連副会長)

           吉中丈志  (京都民主医療機関連合会中央病院院長)

           若田 泰  (近畿高等看護学校校長)

    

 顧問・監修 莇 昭三  (15年戦争と日本の医学医療研究会名誉幹事長)

           安斎育郎  (立命館大学国際平和ミュージアム館長)

           小田徹也  (核戦争防止国際医師会議・大阪支部長)

           下野英世  (摂津市医師会前会長)

         住江憲勇  (全国保険医団体連合会会長)

         土山秀夫  (元長崎大学学長)

         常石敬一  (神奈川大学教授)

         東野利夫  (東野産婦人科病院会長)

           肥田 泰  (全日本民主医療機関連合会前会長)

           藤崎和彦  (岐阜大学医学部教授)

           松村高夫  (慶応義塾大学名誉教授)

           湯浅 謙  (西荻窪診療所・医師)

           吉田 裕  (一ツ橋大学教授)     

 

 

 

                   (連絡先)

                        「戦争と医学」展実行委員会・残務委員会

事務局 〒556-0021 大阪市浪速区幸町1−2−33
                                  
            大阪府保険医協会内  

06-6568-7721  fax 06-6568-2389