公開講演会のご案内

日本学術会議の軍事研究に関する新声明が科学者に問いかける課題
小森田秋夫 神奈川大学教授

主催 15年戦争と日本の医学医療研究会
協賛 軍学共同反対連絡会、日本科学者会議石川県保険医協会
日時 20171119(日)11:0013:00
会場 東京大学医学部教育研究棟13階 第6および第7セミナー室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_09_j.html

参加費 レジュメ実費

 日本学術会議は2017年4月の総会で軍事研究に関する新声明を決定しました。
 日本の科学者はかつての「戦争協力への反省」から軍事研究に協力しないことを繰り返し表明してきました。今回の「声明」はあらためてこの決意を確認しています。
 「声明」の決議を巡っては、賛否両論の様々な議論があったと報じられています。削減される文部科学省の研究費と増額される防衛省の軍事研究費、専守防衛と軍事の区別、研究成果の公開原則を巡る問題、民生と軍事の両方に活用できる科学技術のデュアルユース問題、いずれも日々科学者が直面する問題といえます。
 本公開講演会は、今回の「声明」の作成に直接関わってこられた小森田秋夫神奈川大学教授を講師に迎え、声明に込められた決意、その審議で深められた問題点などをお話しいただき、科学者が戦争に協力することのないように、活発な討論が行われることを目指しています。
 講師のご略歴 北海道大学法学部教授から、東京大学社会科学研究所教授、同所長、神奈川大学法学部教授、同法学研究所所長を歴任。2017年4月の日本学術会議の声明(案)を作成した「安全保障と学術に関する検討委員会」の委員

第42回定例研究会(公開)のご案内
開催日、会場は上記に同じ
開催時刻 14:00~17:30
資料代 1000円

一般演題       

731部隊本部、遁走の経過と経路―平房から釜山、そして山口(萩港等)に上陸、金沢陸軍病院で残務整理―

                                                         ○莇昭三(城北病院)、池田治夫・佐藤公男(戦医研北陸支部事務局)

『駐蒙軍冬季衛生研究成績』を再読する            土屋貴志(大阪市立大学大学院文学研究科)

ツベルクリン反応と結核                                      ○美馬聰昭、樋口竹広(札幌緑愛病院)

731部隊ハイラル支部元隊員の聞き取り調査について    鳥居靖(731部隊被害者遺族を支える会)

元731部隊少年隊員・清水英男さんに聞く                 原文夫(戦医研事務局)


次々回(第43回)定例研究会のご案内(公開)

日  時 2018321日(11:0017:00
会  場 京都大学医学部構内(詳細は未定)
資料代 1000

11:0013:00

特別講演

(仮題)忘れまじ不戦の誓

軍民両用(デュアルユス)研究とはか-科学者使命責任

講師: 福島 雅典(京都大学名誉教授)

日本学術会議連携会員公益財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センターセンター長(兼)研究事業統括 

14:0015:00 19回会務総会

151017:30 一般演題(募集中)

 

  

大学や研究機関の科学者は軍事研究に関わってはならない(声明、pdfはこちら) 

 防衛省は昨年度から、「安全保障技術研究推進制度」を発足させ、武器の開発などの軍事研究をしてくれる大学などの研究者に資金を提供し始めています。国から出される研究費の運営費交付金が年々削減されているため、外部からの資金を導入せざるを得ない状況が進み、その中には防衛省からの研究費を利用して軍事研究に手を染めてしまう研究者が出てきています。この安全保障技術研究推進制度での研究資金は、昨年度3億円、今年度6億円でしたが、来年度は110億円にも膨れ上がることが予想され、個々の研究者に億単位の研究費の提供が可能となり、研究者を「魅惑」しています。

一方、日本の科学者を代表する公的機関の日本学術会議は、先の戦争で科学者が軍事研究に動員され戦争に加担してしまったことへの反省から、戦争の放棄を掲げる日本国憲法の精神に則り、科学者は二度と戦争に加担してはならないとして、1950年、1967年の2度にわたって「日本の科学者は軍事研究に関わらない」とする声明を出しています。ところが、日本学術会議大西会長が「個別的自衛権のための基礎研究なら許される」との私的見解を述べたことから問題となり、日本学術会議内に検討委員会を設け、来春にその検討結果の発表が予定されています。

大学や研究所の研究者が防衛省との軍学共同に参加する動きと合わせ、日本学術会議会長の軍事研究容認の発言に驚き、危機を感じた多くの科学者が「軍学共同反対連絡会」を結成し、大学や研究機関などの科学者が軍事研究に参加することに反対する声を出してきています。

ところで、先の戦争で日本の医学者・医師は、軍に協力して旧日本軍731部隊などで非人道的な細菌兵器開発のための研究を進め、多くの他国民を虐殺してしまいました。その戦争医学犯罪に加担した医学者・医師も日本国政府もその詳細を明らかにしようとしない中で、我々15年戦争と日本医学医療研究会は、先の戦争で先輩たちが犯した侵略戦争加担、非人道的研究の反省として、その実態を検証し、科学者の戦争への加担や軍事研究の危険性を明らかにし続けております。したがってそのことを踏まえ、15年戦争と日本の医学医療研究会は、大学や研究機関などの科学者は軍事研究に関わってはならないと考えるものです。

2016年11月23日

日本学術会議の議事録に関する声明(2016年11月23日)

国立公文書館における公文書の公開に関する声明(2016年11月23日)

秘密保護法案強行採決の暴挙に強く抗議し、その廃止を求めます(決議)(2013年12月8日)

 

15年戦争と日本の医学医療研究会幹事会



70 年間の沈黙を 破って―ドイツ精神医学精神療法神経学会 (DGPPN) の
2010 年総会における会長の謝罪表明

日本語版
ドイツ語版
英語版

最終更新日 2017/04/10
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